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 介護サービスの現場に携わる者の視点から、実際に体験したエピソードや日頃何気なく思っていること、感じたこと、その他もろもろを綴って参ります。
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 福岡県のホームページに、「介護支援専門員資格更新のための各種研修の実施について」という案内が掲載されています。http://www.pref.fukuoka.lg.jp/b03/keamane-kakkusyukensyuu.html 平成18年4月の介護保険法の改正によって、介護支援専門員は、必要な知識及び技術の向上を図り、専門職としての能力の保持、向上を図るために、資格の更新制(5年間)が導入され、研修の義務化・体系化が図られるようになりました。

 更新研修は、①実務従事者(現在ケアマネの業務に携わっている人)を対象としたものと、②実務経験者(現在はケアマネの業務に携わっていないが、過去に実務の経験がある人)を対象としたもの、そして③未経験者(今まで一度もケアマネの業務に携わったことがない人)を対象としたものと、④資格の有効期限が切れてしまった人を対象とした再研修とに分かれており、延べ7日から9日(47時間から55時間)の研修を受講することで資格が更新され、向こう5年間有効となります。

 私の介護支援専門員の資格の有効期限は、平成21年3月31日なので、今年度中に更新のための研修を受講しなくてはなりません。資格の更新に関する案内が、県から初めに送られてきたのは去年の5月のこと。当時は、(ケアマネの仕事をすることなど、まずないだろう。)などと軽く考えていたことが祟って、本来昨年の6月末までに受講に関する「意向確認書」を提出しなくてはならなかったのですが、提出期限を過ぎてそのことに気づき大慌て。電話で県に問い合わせ、「平成20年4月頃にホームページに案内を出す予定なので、申込書をダウンロードして申し込むように―。」との指示を受け、本日その申込書を郵送しました。案内をもらった時点では、(ケアマネとして)現任以外という立場で、現在は現任ではあるものの実務経験に乏しいという、少々ややこしい自身の経歴に不安を覚え、事前にどの研修を受講すべきか再度県に問い合わせたところ、それに対する回答は「未経験者対象の受講を―。」ということでした。しかしながら、よく考えてみれば居宅介護支援事業者の管理者も一応兼務しているため、申込要領から解釈すると(やっぱり「実務従事者対象」のほうを受講すべきではないか?)と思い直し、結局とりあえず申込書だけは提出して、その後の判断は県に委ねることにしました。

 実務従事者及び経験者を対象とした研修の申込みの締切は、今月の28日(必着)までのようです。私のような粗忽者のケアマネさんはいらっしゃらないとは思いますが、申込みがお済みでない方はお早めに―。

 
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 朝、JR大野城駅で所長と待ち合わせ。この地域一帯のサービス事業者さんの情報収集と、ケアマネの実務的な事を学ぶ為、とある居宅支援事業者様のところへお邪魔してきました。応対してくれたのは物腰のやわらかそうな男性ケアマネのNさん、小心者の私は初対面の名刺交換の際に、(この人ならいろんな事が聞けそうだ。)とホッと胸をなでおろします。所長とはここでお別れ、導かれるまま奥の部屋へ―。なんだか転校先の小学校に初登校したときのようでした。

 Nさんは想像していた通り優しい方で、事前に用意して下さっていた書類に沿って、懇切丁寧に説明して下さり、とても勉強になりました。教えてもらいたいことが山ほどあった私は、(この際だから―。)とつい調子に乗って次々と質問を投げかけます。次第に私のほうが口数が多くなり、気が付けば指導監査に来たお役所の人(想像)のようになってしまい、少し反省しています。

 お昼休みを挟んだ後、再びNさんに教えを請います。書類の整備、関係機関との連絡調整、ご利用者やご家族への応対の仕方など、実に為になる話ばかりを聞かせて下さり、改めてケアマネジャーの仕事の大変さを知りました。Nさんいわく、「いいサービス事業者さんと仲良くなっておく事が大切―。」とのこと、私と同じサービス事業者出身ということもあり、共感できる回答が得られて嬉しかったです。

 Nさん、そしてCデイサービスセンタースタッフの皆様、今日一日大変お世話になりました。朝所長が置いてった“つまらないもの”、皆さんでお早めにお召し上がり下さい。
 今週から本格的に、大野城市・太宰府市一帯の介護保険事業者様のところへ、情報収集を兼ねたご挨拶に伺っています。ご利用者の紹介やモニタリングでもないのに、ケアマネのほうからサービス事業所を訪ねるのは珍しいことなのか、不思議そうな表情で迎えられることもしばしば―。訪問理由をお伝えして警戒心を解いてから、パンフレットを貰って、訪問取材への協力をお願いして、次の事業所へ―。午後の決まった時間帯を、一連の作業の繰り返しに費やしています。
 
 とにかく忙しそうに応対して下さったケアプランサービスの管理者さん。民家でアットホームなサービスを提供しているデイサービスセンター。美人で性格の良さそうなヘルパーさんが働いているヘルパーステーション・・・e.t.c いやあ、外回りって色々と為になりますね。

 今日も事前に目的地を地図で調べて事務所を出発、近場のところから回ろうと、先ずは車で10分ほどの距離にある福祉用具の販売店を目指します。・・・目指しますが、着きません。何時まで経っても見つかりません。地図を辿った筈なのに―。次第にあせりを感じていきます。

 実はこの辺りの土地勘が全くないことに加え、元来私は極度の方向音痴。曲がり角を2回曲がったら、自分がどちらを向いているのかさえ、まるで分からなくなってしまうのです。(恐らくは近くまで来ている)と信じつつ、目的地周辺をウロウロ・・・(実際には遠ざかっていました)。ようやく最初の訪問先に辿り着いたのは、事務所を出てから約1時間後。余りにも不甲斐ない自分自身に、「営業ノウハウを身につける前に、道覚えろよ。」と、小声でツッコミを入れてやりました。

 ・・・しかも訪問先は留守でした(涙)
 午後から、大野城市が主催する「居宅介護支援事業者連絡協議会」なるものに、初めて出席しました。大野城市では月に一度、市内のケアマネさん達が一堂に会して、様々な研修会や勉強会、意見交換会が開かれているようです。新参者の私は他に知り合いもおらず、ドキドキしながら会場へ―。会議室に入るとすぐに、先日研修でお世話になった男性ケアマネNさんを見つけ、ご迷惑を顧みず隣の席に着席。程無くして会議が始まります。

 年度末ということもあって、今回のメインの議題は「次年度の事業計画について」でした。毎月のように計画されていく研修会・勉強会の予定を、事前に配布された資料の空欄部分に書き込みながら、(ケアマネって、勉強熱心だなあ・・・。)などと他人事のように感心していると、「次は、新しい事業所さんに、自己紹介をしてもらいます。」との司会の方のお言葉。予想外の展開に取り乱す私。今回から新しく参加した3つの事業所のうち、2番目にご挨拶することになりました。

 気持ちを切り替えて、(今こそ存在感を示す時!!「あおぞらケアプランサービスに大仏あり!!」と、世間に知らしめる絶好のチャーンス!?)と思い、意気揚々と立ち上がって振り返ったところ、目の前には私に注目する何十人ものケアマネさん達―。途端に頭の中が真っ白になって、「・・・あの、以前は余所の市で働いていたもので、その、この辺りの事業所さんの情報に疎いので、えーと、い、いろいろと教えて下さい・・・。」と、何とも言い訳じみた情けないご挨拶となってしまいました。場内は「シーン・・・。」と静まり返り(所々で「クスクス・・・。」と笑い声)、変な汗が左の頬を伝っていきましたとさ。

 ・・・次回はお面被っていこうかなあ?
 本日のご利用者をお見送りした後、ちょうど入れ違いのように一人の女性が事務所を訪ねて来られました。先方の挨拶を聞きながら、数日前に私から電話でアポイントをとっていたことを思い出します。その方は、大野城市から少し離れたところで、訪問入浴サービスをされてある事業所の営業の方でした。所長との大事な仕事の打ち合わせを放り出して即応対、なるべく良い印象を持って頂こうと、俄然やる気を見せますが、どうも空回りのようで―。

 いやあ、正直嬉しかったですね。こちらから連絡をしていたとはいえ、サービス事業者様の方から訪ねて来て下さるなんて―。(ご利用者に良いサービスをご紹介するには、先ずは情報収集から―。)と、各事業所様に足を運ぶ毎日ですが、今のところ肝心のサービス事業者様からの反響は薄く、人恋しくなりつつあった私にとっては、まさに「渡りに舟」でした。

 しかも若くて可愛らしい女性とくれば、自ずとこちらのテンションも上がるというものです。仕事で来ている彼女を、呼び出した本来の趣旨(サービス内容の把握)も忘れて、「また時々遊びに来てね。」とか「所長がコーヒー御馳走するから―。」などと、さんざん無駄話をして引き止めてしまいました。

 サービス事業者の皆様、これからもっともっとたくさんの方々と出会い、繋がり、人の和を広げていきたいと考えている今日この頃です。先ずはお友達から始めてみませんか!?

 当事業所へのご訪問大歓迎です。コーヒー御馳走しますよ、所長が。
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プロフィール
HN:
Daibutsu
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/01/02
職業:
介護支援専門員
趣味:
瞑想
自己紹介:
大仏です。拝みなさい。
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